2005年9月から始まった研究会、東京工業大学・石井源信研究室、NPO法人神戸アスリートタウンクラブ、スポーツサポート機構の3団体および有志で構成されている。主として、スポーツ心理学の学術グループ、コーチ・トレーナーのスポーツ現場グループ、そして事業推進グループの3つに分かれる。アスリートのためのライフスキルプログラムの研究・開発・提供・普及を目的とし、最初の約2年をかけて基本プログラムを開発。その最初の成果が右小冊子である。今後,修正・改良を、繰り返しプログラムの充実を図り、一方で学術的検証・研究も継続して行う。
この研究会の理念は「アスリートがライフスキルを高めることで、スポーツの価値とアスリートの価値を高める。それによって,望ましい社会の実現に貢献する」ことである。。また、ビジョンとしては、「社会から尊敬されるアスリート、コーチを多数輩出する」ことで、”スポーツから、日本の背すじを伸ばそう!”を標語とする。
ライフスキルを単に「技術」とせず、スポーツにおける人づくりが勝利につながり、また勝利を目指して真剣に練習し戦うことで人づくりにつながると考え、あいさつうも掃除もすべて勝つことにつなげて考える。そのためには、日本の文化を土壌とし、日本における日本人のための日本人によるプログラム作りをめざす。
[アスリートのためのライフスキルプログラム-スポーツを通じた人づくり スタート教材(2007)より引用]